金融腐蝕列島 (下) (角川文庫)



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金融腐蝕列島 (下) (角川文庫)
金融腐蝕列島 (下) (角川文庫)

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金融の闇

普段銀行の仕事を思い浮かべるときに
あまり思いつかない裏の仕事が描かれています。

バブルが崩壊した「失われた10年」と
よく言われますが、こんな事情があれば
不良債権処理が遅々として進まなかったのも
よくわかります。

忘れてしまっていた事件も多くて勉強になりました。
最後に解説まで読んで納得

面白かったです。
住専や財政政策について説明的過ぎた部分も感じましたが、
全体のストーリー背景を理解するためには必要な解説だったし、
解説的部分さえ過ぎればストーリーに再び没頭できました。
また、最後の佐高氏の解説にもありましたが、裏にある取材力・取材量を改めて読後に感じました。
まともに新聞や専門書で勉強できない素人としては読み応えあり、
ストーリーも楽しめました。これが高杉作品の初読でしたが、これから
色々読んでみたいと思います。
険しい銀行再生への途

 下巻では、おろかな経営者鈴木会長の迷走が、銀行経営に混乱をきたすさまが描かれているが、なんとおろかなことであろうか。
 経営者の責任や公私混同を浮き彫りにし、バブル経済に踊らされた金融機関に猛省をもとめた一冊。
日本企業の病巣を抉り出した力作。

銀行の腐敗の原因が、権力者の公私混同、社内政治の横行といったものに原因がある事が描かれている。
金融機関だけでなく日本の企業経営者は多かれ少なかれ当てはまるのではないか。
小説であるが、自分の勤めている会社のことを描いているように思えた。現代の日本企業の病巣を抉り出した力作。



角川書店
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